- 年齢階級別退院患者数
- 診断群分類別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）
- 初発の５大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
- 成人市中肺炎の重症度別患者数等
- 脳梗塞の患者数等
- 診療科別主要手術別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）
- その他（ＤＩＣ、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率）
年齢階級別退院患者数
| 年齢区分 | 0～ | 10～ | 20～ | 30～ | 40～ | 50～ | 60～ | 70～ | 80～ | 90～ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 患者数 | - | - | 13 | 26 | 50 | 108 | 306 | 525 | 526 | 180 |
10歳未満につきましては、患者数が10未満のため「－」としています。当院が位置する直方市は、高齢化率が約33.2％（令和2年度）と全国平均（28.8％）より高いため、入院患者の年齢層は60代以上が大半を占めており、60代以上の入院患者の占める割合は88.3％となっています。
診断群分類別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）
内科
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 （自院） |
平均 在院日数 （全国） |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 070560xx99x00x | 重篤な臓器病変を伴う全身性自己免疫疾患 手術なし 手術・処置等2:なし 副傷病:なし | 12 | 42.17 | 15.28 | 16.67% | 77.58 | |
| 071030xx99xx0x | その他の筋骨格系・結合組織の疾患 手術なし 副傷病:なし | 12 | 43.25 | 9.14 | 0% | 49.08 | |
| - | - | - | - | - | - | - | |
| - | - | - | - | - | - | - | |
| - | - | - | - | - | - | - |
呼吸器内科
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 （自院） |
平均 在院日数 （全国） |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 040040xx99040x | 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1:なし 手術・処置等2:４あり 副傷病:なし | 45 | 9.73 | 9.42 | 0％ | 71.47 | |
| 110310xx99xxxx | 腎臓又は尿路の感染症 手術なし | 33 | 24.91 | 13.00 | 18.18％ | 86.91 | |
| 040081xx99x0xx | 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2:なし | 32 | 24.16 | 20.51 | 15.63％ | 87.91 | |
| 040110xxxxx0xx | 間質性肺炎 手術・処置等2:なし | 30 | 25.97 | 18.61 | 16.67％ | 74.43 | |
| 040040xx9910xx | 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1:あり 手術・処置等2:なし | 27 | 2.74 | 3.39 | 0％ | 72.48 |
呼吸器内科における患者数１位は肺の悪性腫瘍に対する化学療法目的の入院となっており、平均在院日数は全国平均とほとんど変わりありません。第2位の腎臓又は尿路の感染症の平均在院日数は、全国のそれより12日ほど長く、第3位の誤嚥性肺炎は全国平均より4日ほど長くなっています。
消化器内科
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 （自院） |
平均 在院日数 （全国） |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 060100xx01xxxx | 小腸大腸の良性疾患（良性腫瘍を含む。） 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 | 83 | 2.28 | 2.66 | 0％ | 68.42 | |
| 060102xx99xxxx | 穿孔又は膿瘍を伴わない憩室性疾患 手術なし | 31 | 6.61 | 7.74 | 3.23％ | 68.90 | |
| 130090xx97x0xx | 貧血（その他） 手術あり 手術・処置等2:なし | 14 | 8.07 | 10.51 | 7.14％ | 77.29 | |
| 060020xx04xxxx | 胃の悪性腫瘍 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 | 11 | 8.00 | 8.11 | 0％ | 78.00 | |
| 060100xx99xxxx | 小腸大腸の良性疾患（良性腫瘍を含む。） 手術なし | 10 | 2.10 | 3.00 | 0％ | 79.60 |
消化器内科における患者数第1位は小腸大腸の良性疾患（良性腫瘍を含む。）の 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術となっており、平均在院日数は全国平均と比べて若干短くなっています。第2位の憩室性疾患 の平均在院日数は、全国平均より短くなっています。
循環器内科
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 （自院） |
平均 在院日数 （全国） |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 050130xx9900xx | 心不全 手術なし 手術・処置等1:なし 手術・処置等2:なし | 28 | 40.14 | 17.23 | 3.57％ | 87.25 | |
| - | - | - | - | - | - | - | |
| - | - | - | - | - | - | - | |
| - | - | - | - | - | - | - | |
| - | - | - | - | - | - | - |
循環器内科では患者数第1位に心不全（手術なし）となっています。心不全の平均在院日数が、全国のそれに比べ非常に長いため、短縮に努めています。
第2位以下は患者数が10未満でした。
外科
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 （自院） |
平均 在院日数 （全国） |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 060340xx03x00x | 胆管（肝内外）結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2:なし 副傷病:なし | 30 | 10.60 | 9.53 | 3.33％ | 81.53 | |
| 060160x001xxxx | 鼠径ヘルニア（15歳以上） ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 | 22 | 3.46 | 4.86 | 0％ | 73.59 | |
| 060330xx02xxxx | 胆嚢疾患（胆嚢結石など） 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 | 22 | 7.14 | 6.41 | 0％ | 64.73 | |
| 100020xx99x00x | 甲状腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2:なし 副傷病:なし | 18 | 3.06 | 8.55 | 0％ | 61.00 | |
| 060335xx02000x | 胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 手術・処置等1:なし 手術・処置等2:なし 副傷病:なし | 14 | 10.57 | 7.23 | 0％ | 60.64 |
外科における患者数第1位は、胆管結石症に対する治療となっており、平均在院日数は全国平均より約1日長くなっております。第2位は鼠径ヘルニアに対する手術に対する入院で、平均在院日数は全国平均と比べて短くなっています。第3位は胆のう結石に対する手術となっており、平均在院日数は全国平均より約1日長くなっております。
整形外科
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 （自院） |
平均 在院日数 （全国） |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 160800xx01xxxx | 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 | 18 | 52.06 | 25.09 | 16.67％ | 83.22 | |
| - | - | - | - | - | - | - | |
| - | - | - | - | - | - | - | |
| - | - | - | - | - | - | - | |
| - | - | - | - | - | - | - |
整形外科は大腿骨頚部骨折に対する人工骨頭置換術が最も多く、平均在院日数は全国平均と比べ約27日ほど長くなっています。
第2位以下では患者数が10未満でした。
眼科
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 （自院） |
平均 在院日数 （全国） |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 020110xx97xxx0 | 白内障、水晶体の疾患 手術あり 重症度:片眼 | 102 | 4.39 | 2.76 | 0％ | 74.50 | |
| 020110xx97xxx1 | 白内障、水晶体の疾患 手術あり 重症度:両眼 | 100 | 11.09 | 4.95 | 0％ | 74.67 | |
| 020200xx99x2xx | 黄斑、後極変性 手術なし 手術・処置等2:２あり | 40 | 2.00 | 2.52 | 0％ | 74.85 | |
| - | - | - | - | - | - | - | |
| - | - | - | - | - | - | - |
当院では１人体制で眼科一般の診療を行っており、白内障の手術を主に行っています。白内障手術は基本的に入院で実施しており、患者数第１位の白内障片眼手術の平均在院日数は全国平均より約2日、第２位の両眼手術では約6日長くなっています。第３位の黄斑変性（手術なし）での平均在院日数は、ほぼ全国平均と変わりません。
第4位以下は患者数が10未満でした。
初発の５大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
| 初発 | 再発 | 病期分類 基準（※） |
版数 | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Stage I | Stage II | Stage III | Stage IV | 不明 | ||||
| 胃癌 | - | - | - | 10 | - | - | 第6版 | |
| 大腸癌 | - | - | 30 | 30 | 10 | - | 第6版 | |
| 乳癌 | - | - | - | - | - | - | - | - |
| 肺癌 | - | - | 25 | 59 | - | - | 第6版 | |
| 肝癌 | - | - | - | - | - | - | - | - |
※ 1：UICC TNM分類，2：癌取扱い規約
初発の５大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数で、患者数が10未満の数値には「－」としています。令和2年度の部位別の初発5大癌の病期分類ならびに再発患者数を集計いたしました。
UICC 病期分類とは、UICC 病期分類国際対がん連合によって定められた、①原発巣の大きさと進展度、②所属リンパ節への転移状況、③遠隔転移の有無の 3つのカテゴリによって各癌をⅠ期（早期）からⅣ期（末期）の 4病期（ステージ）に分類するものです。
成人市中肺炎の重症度別患者数等
| 患者数 | 平均 在院日数 |
平均年齢 | |
|---|---|---|---|
| 軽症 | 12 | 16.00 | 66.83 |
| 中等症 | 48 | 23.06 | 81.98 |
| 重症 | - | - | - |
| 超重症 | 10 | 23.20 | 73.20 |
| 不明 | - | - | - |
重症、不明につきましては、患者数が10未満のため「－」としています。市中肺炎とは、通常の生活を送る中でかかる肺炎のことであり、当院では「中等症」の方が最も多く、次いで「軽症」の方となっております。
重症度が高くなるにつれ、平均在院日数も長く、患者さまの平均年齢も高齢となっています。
脳梗塞の患者数等
| 発症日から | 患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 | 転院率 |
|---|---|---|---|---|
| - | - | - | - | - |
令和2年度においては各傷病名について、患者数が10未満でした。
診療科別主要手術別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）
消化器内科
| Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| K7211 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術（長径２ｃｍ未満） | 81 | 0.35 | 1.25 | 0％ | 67.78 | |
| K664 | 胃瘻造設術（経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む） | 15 | 3.20 | 14.07 | 33.33 | 82.20 | |
| - | - | - | - | - | - | - | |
| - | - | - | - | - | - | - | |
| - | - | - | - | - | - | - |
消化器内科で実施する手術で1番目は、大腸ポリープに対して内視鏡的に治療を行うものが多くなっています。
外科
| Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| K672-2 | 腹腔鏡下胆嚢摘出術 | 45 | 3.78 | 8.47 | 0％ | 65.89 | |
| K688 | 内視鏡的胆道ステント留置術 | 26 | 2.23 | 11.96 | 0％ | 80.54 | |
| K6113 | 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置（頭頸部その他） | 16 | 0.50 | 7.94 | 0％ | 75.44 | |
| K719-3 | 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 | 15 | 5.80 | 18.00 | 0％ | 73.47 | |
| K634 | 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術（両側） | 13 | 0.46 | 2.62 | 0％ | 70.92 |
当院では患者さまの身体への負担が少ない、腹腔鏡を使った手術に積極的に取り組んでおり、腹腔鏡下胆嚢摘出術が最も実施数が多く、平均約12日で退院しております。
整形外科
| Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| K0462 | 骨折観血的手術（前腕） | 13 | 2.54 | 20.62 | 0％ | 70.46 | |
| K0461 | 骨折観血的手術（大腿） | 12 | 3.75 | 38.50 | 16.67％ | 77.58 | |
| K0811 | 人工骨頭挿入術（股） | 12 | 7.83 | 49.33 | 16.67％ | 84.75 | |
| - | - | - | - | - | - | - | |
| - | - | - | - | - | - | - |
整形外科で行われる手術のうち、最も大きな割合を占めるのは骨折症例です。骨折症例では、大腿骨頚部骨折に対する骨接合術や人工骨頭置換術等も積極的に実施しております。
眼科
| Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| K2821ﾛ | 水晶体再建術（眼内レンズを挿入）（その他） | 197 | 1.01 | 5.65 | 0％ | 74.44 | |
| - | - | - | - | - | - | - | |
| - | - | - | - | - | - | - | |
| - | - | - | - | - | - | - | |
| - | - | - | - | - | - | - |
水晶体再建術（眼内レンズを挿入する場合）（その他）以外の手術につきましては、患者数が10未満のため「－」としています。当院では１人体制で眼科一般の診療を行っており、白内障の手術を主に行っています。
その他（ＤＩＣ、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率）
| DPC | 傷病名 | 入院契機 | 症例数 | 発生率 |
|---|---|---|---|---|
| 130100 | 播種性血管内凝固症候群 | 同一 | - | - |
| 異なる | - | - | ||
| 180010 | 敗血症 | 同一 | - | - |
| 異なる | - | - | ||
| 180035 | その他の真菌感染症 | 同一 | - | - |
| 異なる | - | - | ||
| 180040 | 手術・処置等の合併症 | 同一 | - | - |
| 異なる | - | - |
令和2年度においては各傷病名について、患者数が10未満でした。
内科における患者数第１位の重篤な臓器病変を伴う全身性自己免疫疾患の平均在院日数は、全国のそれより27日長く、第２位のその他の筋骨格系・結合組織の疾患の平均在院日数は、全国のそれより34日ほど長くなっています。
第3位以下は患者数が10未満でした。