病院長挨拶

「地域に寄り添い、地域とともに、安心して生活できる地域づくりを目指します。」

福岡ゆたか中央病院のホームページをご覧いただきありがとうございます。
平成30年4月1日に病院長に就任しました松本髙宏です。
平成19年6月に副院長として赴任して以来、病院の理念であります「患者さんの立場に立った医療、地域で最高・最新の医療の提供」を行ってきました。
今後もこの方針は変わらず続けていきます。

一方、この10年間で地域医療をとりまく環境は大きく変化してきました。
若い人の都市部への移動に伴う人口減少と少子高齢化が進み、全身疾患や認知症を有する高齢者が増加しています。
そういう方々を地域全体で支えていく「地域包括ケア」が国の方針として定められ、「病院から在宅へ」という医療・介護制度の転換が進められています。都市部への偏在は若手医師にもみられ、地域病院そのものも変わらざるを得なくなっています。

地域病院の役割として救急救命医療や最新医療の追求だけでなく、地域の人々の生活を支えることが重要な使命となってきました。当院はこれまで通り安全な医療を提供しつつ、高齢の方が住み慣れた地域で安心して暮らし続けられるように、急な入院が必要な場合の受け皿としての機能を強化していきます。

また、健康診断や学校心臓検診などの保健予防活動も積極的に進めて、人々が安心して生活できる地域づくりに貢献します。

このような病院の使命を実現できるように職員一同日々努力いたしますので、皆様には今後も変わらずご指導ご鞭撻くださいますようお願いいたします。

福岡ゆたか中央病院院長
松本 髙宏

院長経歴紹介

松本院長
【専門診療科目】 循環器内科
【卒業年次】 昭和58年
【学 位】
【資 格】 日本内科学会 認定内科医
日本循環器学会 循環器専門医
【略 歴】 昭和58年 九州大学医学部卒業
昭和58年 九州大学医学部循環器内科
昭和63年 福岡赤十字病院
平成元年 琉球大学医学部第三内科
平成 5年 九州大学医学部循環器内科
平成 7年 国立循環器病センター
平成10年 久留米大学医学部内科学(三)
平成19年 福岡ゆたか中央病院 副院長
平成30年 福岡ゆたか中央病院 院長
【今後の方針】 同じ病気であっても患者様ごとにその状態は異なりますので、ていねいにお話をお聞きし、診察させていただいて、それぞれの方のためになる医療の実現に努力いたします。