患者参加型医療とは：患者さんが医療の単なる受け手としてではなく、医療チームの重要な一員として、医療者と協働で医療の質と安全を向上させていく医療体制のことを意味します。
当院は、安全で質の高い医療の為に、患者さんと病院職員相互の信頼関係を築き、医療の安全性を高めることを目的として患者参加型医療に取り組んでいます。患者さんご自身ができることを充分に説明致しますので、安全な医療システムへの積極的な参加をお願い致します。
具体的には、以下のような内容についてご協力いただいております。
- 医師から説明を受ける場合は、できれば患者さんお一人ではなくご家族の方と一緒にお聞きください。医師の説明で不明なことや納得できないことがある時は、いつでも構いませんのでお申し出下さい。十分に理解・納得した上で治療や検査を受けていただきたいと思います。
情報の提供について
- 普段から服用されているお薬やサプリメント、のアレルギー（食品・薬）などがあれば、必ず医師または看護師に教えてください。
- 他の医療機関で受けている疾患、既往歴などありましたら医師または看護師にお伝えください。
- 治療や検査などで疑問に感じることがありましたら、どんなことでも結構ですので必ず医師または看護師にお伝えください。
誤認・誤薬・輸血間違い防止について
- 同姓同名による誤認防止のため診療や処置の際は患者さんのお名前をお聞きしますので「姓と名」「誕生日」をお答えください。また、入院時には全ての患者さんにネームバンドをご着用いただきます。
- 点滴や注射の際は、ラベルの名前を医療スタッフと一緒に見て確認して下さい。
- 採血の時は、検体容器の名前を医療スタッフが読み上げますので一緒に確認してください。
- 輸血の際はスタッフ2名で確認しますが、血液型に相違ないか確認してください。
- 書類やお薬などの受渡しの際は、お名前を職員と一緒に確認してください。