看護ユニットのご紹介

診療・各部門

JCHO福岡ゆたか中央病院 看護ユニットのご紹介

仕事も子育ても両立できる職場

外来は、1階の一般外来・内視鏡室と5階の外来化学療法室を担当しています。
外来スタッフは、看護師・事務員併せて30名で勤務しています。子育て中のスタッフが多い中、仕事と家庭が両立できるようお互いに協力、連携しながら患者さんへ看護を提供しています。
病院を受診する患者さんは誰もが、検査や病状に対する不安や緊張感があると思います。外来スタッフは、患者さんやご家族の思いに寄り添い、限られた時間の中で患者さんの悩みや困り事などの相談を受ける体制をとっております。また、患者さんの生活の質を高めるために、生活指導や療養環境調整、意志決定支援などにも取り組んでいます。地域の皆さんが、安心して安全で円滑に診療を受けられるように、病棟や多職種、地域と連携し、切れ目のない支援に繋がるよう外来看護の充実を目指しています。

外来師長 池田 真美

外来スタッフ

若いスタッフが生き生きと働く明るい病棟

急性期の外科系病棟で、主に消化器外科・整形外科の患者さんが入院されています。
消化器外科では、ほとんどの手術が腹腔鏡下で行われており、術後の回復が早く入院期間が短いのが特徴です。人工肛門造設術など術後の生活に変化がある患者さんや化学療法や手術で入退院を繰り返すなど、様々な患者さんがおられます。整形外科では、骨折などで緊急入院となり手術を受ける患者さんがほとんどです。
術前・術後の看護のみでなく、幅広い知識が看護師には求められており、看護師は主体的な部署内学習会の開催や院外研修にも積極的に参加し、自己研鑽に努めております。患者さんやご家族に寄り添った看護が提供できるよう、多職種と協働し患者さんやご家族に寄り添った看護を提供しています。

3階病棟 古賀 美紀

3階病棟スタッフ

思いやりのあるチーム医療で安心・安全を提供する手術室

外科・整形外科・眼科の手術が、年間約800~1000件行われています。10代~90代までの幅広い年齢層の患者さんに、安心して手術を受けていただけるよう、スタッフ9名で対応しています。
手術室の基本方針は、
1.患者さんを中心とした医療を念頭に置き、安全な手術治療と温かい看護を提供します。2.手術を受ける患者さんの権利と安心を守ります。3.各部門と協働し、専門性を発揮したチーム医療を展開します。としています。私たちは、患者さんに常に寄り添い、不安の声を聞き、安全で安心な周術期看護の提供を目標に頑張っています。また、効果的な手術室運営のために医師や他職種と連携を取り、協働しています。令和4年10月から、術前外来および術後疼痛管理チームによる術後疼痛回診を開始しました。手術が決定してから退院するまで患者さんを支援するとともに、外来および病棟と協力して切れ目ない看護の実践に取り組んでいます。
子育てと仕事を両立しているスタッフがほとんどですが、ワークライフバランスを考え、協力し合いながら業務を遂行しています。看護の質の向上を図るために、勉強会の開催や自己研鑽にも励んでいます。

手術室 看護師長 佐藤 幸子

手術室スタッフ

二人三脚で安心して看護ができる活気ある病棟

4階病棟は55床の急性期内科病棟です。主に呼吸器、消化器、循環器、膠原病などの疾患を持つ患者さんが入院されています。その中で、人工呼吸器管理や化学療法、内視鏡検査および手術等、短期入院から終末期まで患者さんのニーズに応じた多岐にわたる看護の知識・技術・態度が求められます。そのため、スタッフは主体的に勉強会の開催や研修参加を行い自己研鑽に取り組んでいます。また、PNS(パートナーシップナーシングシステム)看護方式を導入しており、20代~50代と幅広い年代層のスタッフが年間パートナーや日々のペアで補完し合い、OJTの充実や安心安全な看護の提供をしています。そのほか、入院時から退院後の生活を共に考え、患者さんの病態やライフスタイルに合わせた退院支援・調整にも多職種と連携しながらスタッフ一同、頑張っています。

4階病棟師長 桑幡 まゆみ

4階病棟スタッフ

生活者の視点に立った多職種協働による在宅療養支援を行う病棟

地域包括ケア病棟とは、急性期での治療が終了し症状が安定した患者さんに対して、診療・看護・リハビリ等を行い、安心して在宅へ退院していただけるよう支援する病棟です。医師や看護師、専従のリハビリテーションスタッフ等が協働しチームで支援しています。また、退院支援看護師や医療ソーシャルワーカーが患者さんの希望する退院に向けた支援や退院後のケアについてサポートする体制を整えています。

入院期間は60日と決められていますが、様々なご事情からリハビリや環境調整を行っても、在宅療養に移行することが難しい患者さんもいらっしゃいます。今後の療養に関する不安をお伺いし対応しています。また、ご自宅で療養中の患者さんに、よりよい在宅生活を継続していただけるようリハビリやご家族の休息目的での入院(レスパイト)にも対応しています。
患者さんだけでなく、ご家族のケアを含めた医療・看護を提供し、安心して住み慣れた地域で療養生活を継続できるよう努力しています。

5階病棟師長 江里 真由美

5階病棟スタッフ

精神的側面にも寄り添える笑顔で優しい病棟

6階病棟は病床数30床で、結核やCOVID―19に感染された患者さんなどを受け入れている病棟です。結核患者さんは、治療のため隔離を伴う長期療養を余儀なくされます。入院中から地域の保健師と連携して情報交換を行い、退院後の療養生活支援に繋げるとともに、安心して入院生活が送れるように支援しています。結核治療は、2週間の確実な内服投与後、医師の指示により、個室隔離が解除されます。大部屋へ移動後は、入院中のストレスを軽減する取り組みとして、ニコニコ体操や季節のイベントを企画しています。

COVID―19患者さんの看護では、隔離のためご家族と面会できない状況で、患者さんの不安に寄り添いながら感染予防策を徹底し、日々の業務に取り組んでいます。
個室隔離や面会禁止など患者さんのメンタルサポートが重要な病棟です。若いスタッフが多いですが、常に前向きで患者さんを明るくサポートし、笑顔の絶えない病棟です。

6階病棟師長 西岡 和美

6階病棟スタッフ

いつも笑顔でつながる医療!

地域医療連携室は、患者さんが住み慣れた地域で安心して生活できるように、医療機関や施設と互いに連携を取り合い、切れ目のない医療を提供するための部門です。
開業医の先生方や地域の医療機関との連携の窓口として、また、入院患者さんや外来患者さん、ご家族からの医療や福祉に関する様々な相談の窓口として、地域医療の充実と発展に努めています。専従の退院支援看護師と医療ソーシャルワーカーが、地域の関係機関と連携を図り、多職種と共に入院決定時から退院に向けて準備を整え、患者さんやご家族が安心して退院を迎えられるように支援・調整を行っています。
併設の患者サポート相談室では患者さんやそのご家族が抱く治療や療養生活上の不安、医療・福祉サ―ビスに関するご質問等、様々なご相談に応じています。ご相談内容は秘密を厳守いたします。ぜひ、安心してご利用ください。

地域医療連携室 看護師長 永冨 直美

地域医療連携室スタッフ

患者さまが安心して治療が受けられ職員が安心して働ける環境作りを目指して!

医療安全室は、安全で質の高い医療・看護サービスの提供を図ることを目的とし、組織横断的に院内の安全を担う部署です。医療安全管理者として、インシデント・アクシデント報告に基づき、医療事故の予防、再発防止対策並びに発生時の適切な対応など、当院における医療安全体制を確立し、各部署責任者とともに患者と家族の安らぎの確保及び職員の安全確保に向けて取り組んでいます。

<主な活動内容>

  1. 院内ラウンドにより現場の情報収集と実態調査・必要時改善策を共に考える
  2. インシデント・アクシデント報告の収集・分析・改善策の提案とその評価
  3. 医療安全に係る教育・研修の企画・運営を行う
  4. 医療安全マニュアルの改訂と周知
  5. 医療安全に関する最新情報の把握と職員への周知
  6. 医療安全に関する相談

医療安全管理室 看護師長 飯田 政江